2011年初詣2011/01/04 18:52

郷里(愛知県)で過ごした年始年末。元日の朝は雪景色でした。

瀬戸H23元日

2日は天気が良かったので、近くの神社へ初詣に出かけました。途中、商店街を通るのですが、このあたりは皆、年始のお休み。昔ながらの静かな正月です。
初詣のあと、恒例のおみくじ。今年は大吉。「日々感謝して過ごしなさい」といったようなことが書いてあります。それはいつも実践していること。つまり、いつも通りで良いのだなと勝手に解釈して、感謝感謝。

4日は郷里の両親に別れを告げ、東京に戻ってきました。
こちらでも土地の神様にご挨拶をしておこうということで、神楽坂の神社に初詣に出かけました。
まずは一番近い築土八幡神社。次に神楽坂の赤城神社。最後に善國寺毘沙門天。
赤城神社では「鬼太郎守り」といった新製品も販売され、なかなか商売上手です。しかしご利益は未知数と思い、一番オーソドックスな御札を買いました。

赤城神社
             赤城神社

神田川散策2011/01/09 18:57

神田川、といえば、70年代に青春を過ごした人には甘酸っぱい響きがあるのではないでしょうか。
「窓の下には神田川、三畳一間の小さな下宿」~かぐや姫の「神田川」のメロディーがふと口をついて出てきます。冬の透き通るような青空の下、神田川沿いを散歩することにしました。

家から地蔵通り商店街を抜け、江戸川橋へ。ここから神田川沿いに江戸川公園があるのですが、まずは少し北に上がって東京カテドラル聖マリア教会へ。それから細川コレクション永世文庫、関口芭蕉庵、新江戸川公園へと降りてきました。新江戸川公園では紅梅が咲き始めており、梅の香りを胸いっぱいに吸い込んで清清しい気分を満喫。

新江戸川公園

ここから神田川沿いに桜並木を歩きます。一列に並んだしだれ桜が神田川に枝を広げています。今は冬ですが、春になれば満開の桜がざそや見事なことでしょう。4月にもう一度見にこなければ。
面影橋を渡って、川の反対側の甘泉園へ。おいしいと評判のたい焼き屋さんが甘泉園近くにあるというので楽しみにしていたのに、きょうは休業でした。ちょっと残念。
早稲田大学からふたたび神田川に戻り、今度は川沿いに江戸川公園を江戸川橋へ。途中、椿山荘に立ち寄り、庭園を散策。盛り沢山のコースでした。

コナミスポーツクラブ飯田橋2011/01/10 23:03

会社の健保組合のチラシで、コナミスポーツクラブの法人会員利用ができることを発見。調べてみると、軽子坂にジムがありました。しかも1月中は初回利用料無料などの特典付き。これはラッキーと、さっそく入会してきました。簡単に施設の説明を聞き、案内してもらいました。スタジオではコンバットと呼ばれる格闘技のようなダンス中。なかなかハードそうでしたが、肉の重そうなお姉さんもワンテンポ遅れたリズムで頑張っていました。ほかにもヨガとかステップとかあって、初心者メニューも充実しているようです。
ここは家からごく近いので、月に何回か利用してみようと思います。きょうは軽くプールだけで上がりましたが、久しぶりに全身運動しました。
その後、キイトス茶房のキーマカレーで空腹を満たし、しばし読書タイム。有元利夫の本を借りて帰ってきました。帰ってきてから眠い眠い。

空と宇宙展2011/01/14 22:28

週末の仕事を早々に切り上げ、国立科学博物館で開催中の「空と宇宙展」を見てきました。
この展示は、日本で最初に動力飛行が行われてから100年周年を記念して企画されたものです。そしてまさにその年に、はやぶさ帰還の快挙を成し遂げたわけです。西南戦争の頃に日本にもたらされた気球の時代から、人力飛行、動力飛行を経て航空機の時代、そして宇宙開発に到るまで、年代順に数々の挑戦の歴史が綴られています。最後のコーナーには、はやぶさの実物大模型や、イカロス計画の展示がありました。パネルにはいろいろ説明がありましたが、技術者でない自分には、もはやチンプンカンプン。わずか100年の間に途方もない進歩を遂げてしまったものです。日本の航空史の黎明期に空を仰いだ先人達も、まさか100年後にこんなことになっていようとは、想像だにしなかったのではないでしょうか。そして今からまた100年後、いったいどんなことになっているでしょう。夢が膨らみます。

はやぶさ
<JAXAのホームページより>

神楽坂 アンジェラ2011/01/16 18:26

夫婦でほぼ同じ誕生日なので、神楽坂でランチを食べようということになりました。どこか良いところはないかと物色して歩いていると、路地の奥まったところにイタリアの国旗が。こんなところにもお店があるんだ、と思って行ってみると、古い民家がそのままイタリアンレストランになっていました。さすが神楽坂です。お値段もリーズナブルだったので入ってみることにしました。こんなに判りにくい場所にあるのに、中はほぼ満席。それも女性ばかりです。きっと雑誌か何かで紹介されているお店なのでしょう。白ワインで乾杯し、料理に舌鼓。雰囲気も良く、大満足でした。帰り際にお店の名前を確かめました。「アンジェラ」というお店でした。

アンジェラ

脳ドック2011/01/22 16:10

別に異常を感じているわけではないけど、脳ドックに行ってきました。だいぶ使い古してきたので、今年は自分のカラダ(頭も)をきちんと整備しようと思います。
ちょうど家の近所に「心臓画像クリニック飯田橋」という最新のMRI装置を備えた検査専門機関があり、ここでは心臓だけでなく脳の検査もやってくれます。なんといっても、土日祝日もOKというのがサラリーマンにとってありがたいところです。
検査に要した時間は2時間ほど。実際にMRIに入っていたのは約20分でした。「大きな音がします。」といって耳パッドを付けさせられたのですが、トンネル装置に頭を突っ込んだと思ったら、「グォーン、グォーン」という機械音。しばらくすると、今度は「カンカンカンカン、というつんざくような音。他にもいろんな音が交互に襲いかかってきました。MRIの原理は良く知りませんが、まだまだ改良の余地は大きそうです。
さて、検査が終わって待っていると、すぐに呼び出されて院長が診断してくれました。ディスプレイ上には頭部がスライスされた断層画像が並んでいます。また、脳内の血管が3次元で表示され、マウスの動きに合わせて向きを変えていきます。結果は「異常なし」。なんともあっけないものでしたが、検査してすぐに画像が見られ、診断が受けられるというのはすごいことです。このクリニックが入っている建物も近未来的なデザインでイメージぴったりでした。

心臓画像クリニック飯田橋


本郷散歩2011/01/23 18:59

昨日のスポーツジムの疲れが残っていたので、きょうは手近なところ、本郷界隈を散歩することにしました。最初の目標は「珈琲金魚坂」。ここはカフェもやってる金魚の卸屋さん。卸屋さんの方では水槽がずらりと並び、いろんな珍しい金魚が泳いでいます。金魚の釣堀や金魚すくいのコーナーもあって、女性が二人、金魚すくいに興じていました。

金魚坂

菊坂を下っていくと、コロッケ屋さんが目に付きました。ちょうどお腹がすいていたので、ここでコロッケを買い食い。このコロッケ屋さん、ぶらタモリに出ていた、あのコロッケ屋さんでした。店の人に聞いたら「ええ、そうなんです」。コロッケ、とってもおいしかったです。

ぶらタモリでも説明されていましたが、坂道が多いのがこの辺りの特徴。炭団坂(たどんざか)や鐙坂(あぶみざか)など、菊坂を底にいくつもの坂道や階段が伸びています。炭団坂に繋がる道と枝分かれした路地の真ん中に、小太りした猫がちょこんと座っていました。この辺りを根城にしているのでしょうか。帰りに同じ道を通ったら、今度はまた別の猫を草の陰に発見。きっと猫達にとっても、ここはとても住みやすいところなのでしょう。

タドン猫

それにしても、この菊坂周辺は明治の文豪が多く住んでいたんですねえ。宮沢賢治、金田一京助・晴彦の旧居跡、樋口一葉ゆかりの質屋さんなどを見て回りました。残念ながら今では旧居跡に新しい家やマンションが建っており、当時のままというわけにはいきませんが、それでも昔ながらの民家や路地裏が残っている一角があり、何だかタイムスリップしたような、不思議な気持ちになりました。

菊坂界隈

カフェ・クレープリー ル・ブルターニュ2011/01/26 18:43

午前中に役所で所用を済ませると、ちょうど昼時。食事をどうしようかと考えながら神楽坂を歩いていると、人気のクレープ屋さんが空いているのを発見しました。オープンテラスのある洒落たお店で、休日はいつも店の前に行列ができています。今まで気にしつつ素通りしてきましたが、きょうは好機!入ってみることにしました。このお店は、フランスに本店がある本場のクレープ屋さんで、フランス人のギャルソンもいます。店内はそんなに広くありませんが女性客でほぼ満席。ランチメニューから、ガレットとデザートのクレープ、飲み物にリンゴ酒を注文しました。少々お値段は張るものの、タマゴ、ハム、ポテト、マッシュルームの乗っかったガレットはボリュームもあってなかなか美味。食事をしていると、隣の席に座ったフランス人の母子客にギャルソンがフランス語でメニューの説明をしています。こんな光景があたりまえのように見られるのも、神楽坂がプチパリと言われる所以なのでしょう。
クレープ屋さん




移り変わる神楽坂2011/01/29 22:04

天気予報ではきょうは曇り。でも、窓から見上げる空には結構陽射しがあります。家に篭っているのが勿体無くなって、神楽坂に出かけました。土曜日とあって賑わっています。ぶらぶら歩いていると、長らく工事中だったマンションが完成していたり、新しいラーメン屋さんができていたり。こちらに移り住んでまだ9ヶ月しか経っていないのに、この辺りは常に変化しています。古くからの店が残っている一方で、新陳代謝もかなりあります。昔から神楽坂に住んでいる人は、以前のほうが良かったといいます。赤城神社もガラス張りに改築されて風情がなくなったとか。でも、それが神楽坂の活力なのでしょう。
赤城神社の近くにあった大洋レコードも移転していました。矢来町口の駅の裏手に前と同じような感じでポツンとオープンしていました。土曜日なのに客が誰もいません。心配になって、ついCDを一枚、買ってしまいました。この店の雰囲気は好きなので、頑張って生き残って欲しいものです。
帰り道は裏通りをブラブラ。途中で「セッションハウスガーデン」というギャラリーを発見。「大きな夢・小さな絵」展というのをやっていました。グループ展のようで、いろんな人達の作品が並んでいます。有名作家の展覧会ではありませんが、それぞれにキャリアのある人達の作品展のようです。みな作風や趣向が異なり、これはこれで面白いものがありました。

大きな夢小さな絵