モネ展 東京都美術館2015/10/11 18:20

雨の日は美術館日和。特に人気のある展示会のときは、雨の日の朝一番で混雑回避。と思って出かけましたが、さすがモネ展。そうは甘くありませんでした。


定番の睡蓮の作品は、もちろん美しく、安心して鑑賞できました。それが晩年の作品になるにつれ、何とも不完全で荒々しい印象に。解説によると、晩年のモネはほとんど視力を失っていたとのこと。それでも絵筆を持ち、キャンバスに向かい続けたのは、画家としての執念でしょうか。穏やかな作品イメージのモネですが、ここでは、この画家の情熱が素のまま曝け出されていました。もはや絵を見に来たというより、人間モネの生きざまを見せつけられたような気がしました。

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